この記事のまとめ
|
職域接種ということで、モデルナ製のワクチンを撃ち込んで貰えることになったので、イェ~イて感じで接種しました。自治体接種だとファイザー製で、王道感があって良いんですが、モデルナ製もウリジン装飾、プロリン置換といった技術は同じみたいなので、あんまり気にしなくていいか~*1。ちなみに、一部[どこ?]界隈だと、「種接け」と書いて「たねつけ」と読みます[要出典]。
副反応の方は、1回目は翌日の腕の痛みくらいだったんだけれども、2回目は接種後17時間くらいで発熱、37℃~38℃くらいの発熱がおよそ30時間続いた、といった感じか*2。咳などの無い純粋な発熱というのはかなり新鮮な体験で、体調の悪さを自覚し辛い感じがある(体温計は発熱を示しているし、確かに怠さなんかはあるんだけれども、色々併発する風邪症状ではないので、典型的な体調不良という感覚じゃない)。
恐らく2週間ほどすると抗体価も上がってくると思うので、オリンピックは始まってしまったものの、都内の移動もこれで多少安心である。特にいつも使っている路線が府中への導線と被るので、既に接種自体は終えたというのは心強い。第四次緊急事態宣言が落ち着いたら国会図書館とかまた行ってみようかな。
思えば遠くに来たもんだ、であって、クルーズ船での感染、とやっていたのが確か昨年の2月半ばくらいだった。変異株などの不安要素も残ってはいるけれども、一年半でここまで来ているのは上出来と言っていいんじゃないか。
こうして抗体を広げていく事に現段階では進捗しているけれども、軽症化できたとしてその後遺症の程度は分からないし、まだまだ治療上の特効薬も無いわけで、しばらく感染予防生活は続くんだろうな。そういう意味では人類がHIVウイルスを根絶できていないのと同じで、そういうウイルスが存在するという事をきちんと認識して、適切な予防策を講じた上で、はじめて日常というものを再構築するしかないのかもしれない。それにしては感染経路が身近すぎるんだけどな。
みんながんばれ~
*1:愛知県医師会「現代医学」2021年6月号 Vol.68 No.1 pp.143-147 「オピニオン:新型コロナウイルスワクチン開発は新しい物語となるか」直江知樹
*2:と書いた後中々解熱せず、結局60時間くらい持続した