azusatokohaの日記

人生ラバーダッキング会場

君は健康です(社会的信用度の高い押印を添えて)

社会は優しいので、君が健康であるかどうか診り、断罪してみせよう!とやってくる。健康診断である。今日はそんな社会に対抗するために、醤油を1リットル飲んで参加してきた(インターネット誇大表現オタク)。

19.6m/s^2ほどの局地的重力場によって歪められた体重量値を見せられ、数字増えてますがご自覚あります?、と自己認識に対する強い疑問を投げかけられ、はぁ、などと答えていると、書類に「↑ok」などと記載され渡された。つまりコイツは自覚して不健康している大歩危野郎であり、病的増加ではないという旨なんだろう。

併せて血液の検査もしてもらった。血抜きは苦手な身体らしく、前回は手の甲採取に切り替えたり、ゲージを変えたりしてみせて(23Gになったんだっけな)、ようやくという有様だったので、この医療逼迫の世の中、また医療資源を無駄にしてしまうのか、と暗雲立ち込める心中であった。

結論的には、今回は一発で血抜きに成功した、しかも肘の内側という人間らしい場所から採血してもらえることに成功したが、鈍い痛みが長時間残る結果となった。針を皮下に入れてから、探る形で血管に入れていったので、皮下の損傷範囲が多少大きいのかなぁ、等と思っているが、そういう手技は一般的な気がするし刺しどころが悪かったのかもしれない。

ひとり前の人も、相当手こずらされていた様なので、手早く終わらせてしまいたかったのかもしれないが、いずれにせよ、針の導入は上手いが苦痛を緩和してくれない、心を失った高速採血マシーンとして認定させて頂く。

mRNAワクチンの筋注の時もそうだったんだけれども、痛みというのは物凄く心理的ストレスというか、苛立ちがある。身体の一部に持続的な痛みがあるだけでキーボードクラッシャーになれるかもしれない。人間は痛みを忌避するものとして設計したは良いが、それのせいで行動に精緻さを欠くようになるのは設計上の不備だろ。

というわけで、心を失った高速採血マシーン氏への訴訟は諦め、神を訴訟します。求刑は死刑です。