azusatokohaの日記

人生ラバーダッキング会場

「URL」でスマホを判別するな

インターネット上のリソースはすべて一意のURL: Uniformed Resource Locatorを持ち、同じURLを使えば基本的に同じページを表示できる、というのは、インターネット・ジョウシキの類だが、実はもうそんなこと通用しないのかも分からんね。

イニシエ・インターネットでは、いわゆるガラケー向けのページと、パソコンブラウザ向けのページが、かなり厳格に分かれていたものの、スマートフォンが普及し、携帯電話がPC版サイトを参照するようになると、かなり状況が変わってきた、ように思う。つまり、URLに「スマートフォン用サイトを表示する」という表示上の違いが含まれるようになってしまった。それも、phpでいうGET属性的なパラメータ(?smp=1みたいなの)ならまだマシで、ディレクトリ構成ごと「/smp/」みたいなとこに飛ばされちゃう。

分かるよ、ページ毎にPC/スマホ表示を動的に切り替えて、違うCSS読ませたり、違うHTML返したりするのは面倒だもんな。あるいはそれで訴求性を失ってマーケティング失敗なんかになったら嫌だよな。分かるよ。怒らないよ。

でもスマホ版からPC版に遷移くらいはさせてくれ~~~~あとPC版表示してるのに勝手にUA読んでスマホ版に飛ばさないでくれ~~~~~~~1ページ開くたびに「PC表示に切り替え」を探させないでくれ~~~~~~~頼むぜ。

同様の現象はGoogleくんのAMPとかいう、スマホ表示最適化機能でも連発されて、Twitterで流れてきたAMP用URLをPCで表示させてしまった時の感情の爆発性たるや危険物指定されてしまう程だよ。うるせ~~~初っ端からPC版で表示せんか~~~い!っちゅってね。

パラメータ式だったら全くOKなんだけれども、ディレクトリ自体でPC/スマホを分ける文化は後にぶっ叩かれるんでないかね。ちょうどHTML5でfontタグが廃止属性にされて、文書構造とデザインの分割が為されなかった罪がぶっ叩かれているように。

こうやって負の感情を文章に乗せて垂れ流すのを、インターネット水質公害と呼びます[誰によって?][要出典]