azusatokohaの日記

人生ラバーダッキング会場

みてこれ!!!!!あたらしいスマートフォンにしたの!!!!!さいしんのやつ!!!!!!やば!!!!!ごじー!!!!!!!!

f:id:azusatokoha:20210216035505p:plain

人間は新しいスマートフォンを手にするとはしゃぐものだ。特にスマートフォンを片時も肌身離さず持っていないと気が狂ってしまうような気が狂った人間にとっては、それはもう一大事なんだな。なにせ右手の恋人が変わるわけなんだから。嫌な表現だな。

古い言い回しに「畳と女房は新しい方が良い」なんてのがあるけれども、まあ今の時代にそぐわないということで、最近は「スマホと賃貸は新しい方が良い」となった。今私がそうした

あたらしいスマートフォンはPixel 5くん。背面の緑のマットな色合いがキュートなのと、サイズ感が良い(スマホ遍歴が 3.4in(IS05) → 4.7in(LGL21) → 5.0in(SHV32) → 4.9in(SHV41) → 6.0in(Pixel 5) となっている。最初がかなり小さめのサイズだったせいで、片手サイズの宗教の人間)。あと、最近はGoogle系のサービスにかなりロックインされているので、順当な選択肢かな~ということで。

なんといっても、ごじーである。三大キャリアに完全に依存している情弱(情報技術知識弱者)であるぼくにとって、5th Generationとはなんともすごそうな響きじゃあないか。なんだか人生に幸福を運び成功へ導いてくれそう。ということでPixel 5をえらびました。

5Gのこと

5Gの電波が届く場所は、少し前だと本当にアンテナ毎に点々としているイメージだったけれども、現時点で山手線沿線エリアくらいに広がってきたな。特に秋葉原~東京駅・新橋・品川あたりは連続的に使えそうな感じだ。

f:id:azusatokoha:20210216031934p:plain

auサービスエリアマップ(5G電波) 紫・赤等の色が付いている地点が5G電波提供サービスエリア 2021/2/16閲覧時点 地図データ:Google

こうして見ていると、やっぱり都心─大手町とか新橋とかその辺りと副都心・新都心からなんだな。あと大井ふ頭、10号地の2の辺りが効いているのはアンテナ建設権利関係がクリアしやすかったんだろうか。夢の島は五輪関係で優先整備する予定だったんだろうな。

こういう整備進展の状況を見ていると、3.9Gが整備されていったり地下鉄に電波が入りだしてきた頃を少し思い出すね。今でこそ、地下鉄が走行中に携帯の電波が入るのは当たり前だけど、整備が始まる前までは駅で電波を使うしかなかったわけで。千川~小竹向原のあたりが中々整備されなかったりしてね。

たぶん後何年かすると、東京の辺りでは5G通信がどの辺りでも出来るようになったり、店舗内に5Gアンテナを貸与して…とか、屋内でも高速移動体通信ができるようになるんだろうか。そうして、当たり前が更新されていく。インフラというか、基盤系の向上っていうのは、次の「当たり前」になるからこそ、記憶に残りづらいな。

かつ、4G(という呼称がどうかって話もあるがそれはそれとして)の普及に伴って、3Gがサービス終了を迎えることになる。早い話がEOSLなんだけれども、電波のEOSLってのは「使用者自身の責任において使い続けられます」みたいなのがないから、ある種供給者側の強権的に、機種の更改をさせないといけない。

これはもうひとつ、後方互換の放棄でもあって、CSMA/CDがサポートされなくなった(する必要のなくなった)Gigabit Ethernetのように、技術が進むにつれ、それにそぐわないものを取捨選択しないといけなくなってくる。その結果として3G電波のEOSLであって、3G電波が例えばユニバーサルサービス料を取ってまで維持する必要のあるインフラではないからこそ、それを停止させる、そういう判断が下るし、そこに最後お金をかける(ユーザーに移行を強要する)しかない。

Googleロックインのこと

私たちの世代にとって、Googleという企業は、物心ついた(というかインターネットに触れた)とき既にあった企業だし、今これまでに成長した企業だから、正直なところGoogleにロックインされることにあんまり恐怖とかは無い。メールはぜんぶGmailWebメールクライアントで済ませているし、パスワードマネージャーとかもGoogleにおまかせしている。Googleフォトにお気に入りの写真を保存してるし、CDから取り込んだ音楽はYouTube Musicにアップロードして聞けるようにしている。

インターネット思想的には─たとえばDNSルートサーバが分散して運用されているような思想を考えるに─こういうロックインを起こすことは望ましくない、Googleがいきなりこれらのサービス群を月10万円で提供する事だって(そうそう無いとは思うからロックインされているわけだけれども)あり得るかもしれないし、実際Googleフォトのストレージはアカウントのストレージとして統合する形で制限を加えられることになったわけで。

そのうえでロックイン状況となっている言い訳をするならば、おそらく今の立場となったGoogleが、どう見てもおかしな仕様変更にいきなり走ることは無いだろうという信用と、結局のところ個人で何らかのサービス提供を受けてそれを使うのであれば、セントラルログインというか、シンプルかつ統合的・一貫的にデザインされたものが使いやすい、という、まあそれはそう、という結論なんだよな。

このことはスマホの初期設定として普段使うアプリをインストールしてた時にも感じていて、(Googleから見た)サードパーティーのアプリだと、多少のゲームとカーシェア、SNSと映像サブスク、そんなもんで済んじゃうんですよね。そんなものにしか時間を使っていないともいう。

新しいものを買うと決めたら新しいものを買うしかなくなる

よく、新しい機種を調べ始めたら、機械が機嫌を損ねる、なんて言うけれども、あれってたぶん、新しいものの良さに魅入られてしまったから、今あるものの欠点が余計に誇張されて見えちゃうというか、自己防衛的に新しいものを買わざるを得ないよね、という状況を追認している、そんな感じな気がするよね。

新しいものを調べている時点で旧来のものに何かしらの限界を感じているならば、新しいものが気になった時点でもうおしまい。心理的スイッチングコストで言えば、それを払ってでも新しいものを手に入れるという選択肢を持ってしまう。それが最後、今あるものに満足することはできなくなるだろうし、常に新しいものと今あるものを比べてしまう。

機械が機嫌を損ねたのではなくて、今あるものに満足できない自分に気が付いてしまうんだなあ。

幸せになりたい~(自分にとって理想的な幸福を思い浮かべてしまったが最後、それを何らかの形で実現するまで幸せを手に入れることはできず、かつその場所に辿り着けたとしても次の幸福を追い始めるしかない)(人生)